イアン・アンダーソン (野球)
アトランタ・ブレーブス #36 | |
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2020年9月12日 | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ニューヨーク州サラトガ郡レックスフォード |
生年月日 | 1998年5月2日(26歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 170 lb =約77.1 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2016年 MLBドラフト1巡目 |
初出場 | 2020年8月26日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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イアン・セオドア・アンダーソン(Ian Theodore Anderson, 1998年5月2日 - )は、 アメリカ合衆国ニューヨーク州サラトガ郡レックスフォード出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのアトランタ・ブレーブス所属。
経歴
[編集]2016年のMLBドラフト1巡目(全体3位)でアトランタ・ブレーブスから指名され[1]、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブレーブスでプロデビュー。アパラチアンリーグのルーキー級ダンビル・ブレーブスでもプレーし、2球団合計で10試合に先発登板して1勝2敗、防御率2.04、36奪三振を記録した。
2017年はA級ローム・ブレーブスでプレーし、20試合に先発登板して4勝5敗、防御率3.14、101奪三振を記録した。
2018年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは51位(シーズン終了後、34位に上昇)、ブレーブスの組織内では5位(シーズン終了後、3位に上昇)にランクインした[2][3]。シーズンではA+級フロリダ・ファイヤーフロッグスとAA級ミシシッピ・ブレーブスでプレーし、2球団合計で24試合に先発登板して4勝7敗、防御率2.49、137奪三振を記録した。
2019年はAA級ミシシッピとAAA級グウィネット・ストライパーズでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板して8勝7敗、防御率3.38、172奪三振を記録した。また、7月にはオールスター・フューチャーズゲームのナショナルリーグ選抜に選出された[4]。
2020年8月25日にアクティブ・ロースター入りし[5]、翌26日のニューヨーク・ヤンキースとのダブルヘッダー第1試合にて先発でメジャーデビューすると、6回1安打無失点の好投で初登板初勝利を挙げた[6]。最終的に6試合に先発登板して3勝2敗、防御率1.95、41奪三振を記録した。また、ポストシーズンでも4先発で2勝0敗、防御率0.96という見事な投球を披露した。
2021年はチームがワールドシリーズに進出し、ヒューストン・アストロズと対決。11月2日の試合に勝利し、26年ぶり4度目のワールドシリーズ優勝を果たし、自身初めてワールドシリーズ優勝を経験した[7]。
選手としての特徴
[編集]2017年には83.0回を投げて奪三振率10.95、被本塁打ゼロと優れた才能の片鱗を披露している[8]。速球は、最速97.3mph[9](約156.6km/h)を計測し、変化球ではカーブ、チェンジアップを操る[3]。
家族
[編集]一卵性双生児の双子の弟であるベン・アンダーソンは自身がドラフト指名された2016年、MLBドラフト26巡目(全体792位)でトロント・ブルージェイズから指名された[10]が、入団せずにニューヨーク州立大学ビンガムトン校へ進学している。その後、2019年のMLBドラフト13巡目(全体385位)でテキサス・レンジャーズから指名され[11]、プロ入りした。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2020 | ATL | 6 | 6 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | .600 | 138 | 32.1 | 21 | 1 | 14 | 0 | 2 | 41 | 4 | 0 | 11 | 7 | 1.95 | 1.08 |
2021 | 24 | 24 | 0 | 0 | 0 | 9 | 5 | 0 | 0 | .643 | 535 | 128.1 | 105 | 16 | 53 | 2 | 1 | 124 | 7 | 0 | 51 | 51 | 3.58 | 1.23 | |
2022 | 22 | 22 | 0 | 0 | 0 | 10 | 6 | 0 | 0 | .625 | 493 | 111.2 | 115 | 12 | 54 | 0 | 1 | 97 | 4 | 0 | 63 | 62 | 5.00 | 1.51 | |
MLB:3年 | 52 | 52 | 0 | 0 | 0 | 22 | 13 | 0 | 0 | .629 | 1166 | 272.1 | 241 | 29 | 121 | 2 | 4 | 262 | 15 | 0 | 125 | 120 | 3.97 | 1.33 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2020 | ATL | 6 | 2 | 1 | 1 | 0 | .750 |
2021 | 24 | 8 | 16 | 1 | 2 | .960 | |
2022 | 22 | 8 | 10 | 0 | 0 | 1.000 | |
MLB | 52 | 18 | 27 | 2 | 2 | .957 |
- 2023年度シーズン終了時
記録
[編集]- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2019年)
背番号
[編集]- 48(2020年)
- 36(2021年 - )
脚注
[編集]- ^ Mark Bowman (2016年6月9日). “Braves tab prep right-hander Anderson at No. 3” (英語). MLB.com. 2018年11月24日閲覧。
- ^ 2018 MLB Prospects Watch – 100 Prospects. MLB.com. Retrieved on November 24, 2018.
- ^ a b 2018 MLB Prospects Watch – Atlanta Braves Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on November 24, 2018.
- ^ “2019 MLB All-Star Futures Game rosters” (英語). ESPN (2019年7月6日). 2020年8月27日閲覧。
- ^ “Braves Promote Ian Anderson, Activate Ronald Acuna Jr.” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月25日閲覧。
- ^ Mark Bowman (2020年8月26日). “ATL phenom lives up to hype with 1-hit debut” (英語) 2020年8月27日閲覧。
- ^ Anthony Castrovince (November 2, 2021). “Braves win 1st World Series title since 1995” (英語). MLB.com. November 3, 2021閲覧。
- ^ 「2018 - 2022 全30球団未来予想図 アトランタ・ブレーブス」『隔月刊スラッガー』2018年3月号 日本スポーツ企画出版社 57頁
- ^ 2021年6月26日 レッズ戦で計測
- ^ Michael Kelly (2018年6月13日). “Blue Jays draft Ben Anderson”. yourcliftonpark.com. 2018年11月24日閲覧。
- ^ Mike MacAdam (2019年6月5日). “Shen grad Ben Anderson drafted by Texas Rangers”. Daily Gazette.com. 2020年8月27日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
- Ian Anderson stats MiLB.com
- Ian Anderson (@ian_anderson15) - X(旧Twitter)
- Ian Anderson (@ian_anderson15) - Instagram