ウィリアム・コントレラス

ウィリアム・コントレラス
*William Contreras*
ミルウォーキー・ブルワーズ #24
	アトランタ・ブレーブス時代; （2022年8月5日）
基本情報
国籍	ベネズエラ
出身地	カラボボ州プエルト・カベージョ（英語版）
生年月日	1997年12月24日（26歳）
身長; 体重	6' 0" ＝約182.9 cm; 180 lb ＝約81.6 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	捕手
プロ入り	2015年アマチュアFA
初出場	2020年7月24日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	アトランタ・ブレーブス (2020 - 2022); ミルウォーキー・ブルワーズ (2023 - );
	この表について

ウィリアム・ヘスス・コントレラス（William Jesus Contreras, 1997年 12月24日 - ）は、ベネズエラのカラボボ州プエルト・カベージョ（英語版）出身のプロ野球選手（捕手）。右投右打。MLBのミルウォーキー・ブルワーズ所属。

同じくプロ野球選手であるウィルソン・コントレラスは実兄である。

経歴

プロ入りとブレーブス時代

2015年にアマチュア・フリーエージェントでアトランタ・ブレーブスと契約してプロ入り^[1]。契約後、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ブレーブス（英語版）でプロデビューした。

2016年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブレーブス（英語版）でプレーし、30試合に出場して打率.264、1本塁打、8打点を記録した。

2017年はアパラチアンリーグのルーキー級ダンビル・ブレーブス（英語版）でプレーし、45試合に出場して打率.290、4本塁打、25打点を記録した。

2018年はA級ローム・ブレーブス（英語版）とA+級フロリダ・ファイヤーフロッグスでプレーし、2球団合計で105試合に出場して打率.285、11本塁打、49打点を記録した^[2]。

2019年はAA級ミシシッピ・ブレーブスでプレーし、110試合に出場して打率.255、6本塁打、39打点を記録した^[3]。オフの11月19日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした^[4]。

2020年7月24日にメジャーに初昇格し^[5]、同日のニューヨーク・メッツ戦でメジャーデビューを果たした^[6]。翌25日の同カードでハンター・ストリックランドからメジャー初安打を記録した^[7]。この年はメジャーで4試合に出場して打率.400、1打点を記録した。

2021年は52試合に出場して、打率.215、メジャー初を含む8本塁打を放った。またチームがワールドシリーズに進出し、ヒューストン・アストロズを4勝2敗で下し優勝。自身初めてとなるワールドシリーズ優勝を経験した^[8]。

2022年は自身初となるオールスターゲームに選出された。当時シカゴ・カブスでプレーしていた兄のウィルソンも選出されており、史上5組目となる兄弟でのオールスターゲーム選出となった^[9]。最終的に97試合の出場で打率.278、20本塁打、45打点の成績を記録した。

ブルワーズ時代

2022年12月12日にブレーブス、ミルウォーキー・ブルワーズ、オークランド・アスレチックスの3チーム間トレードで、ジャスティン・イェーガーと共にブルワーズへ移籍した^[10]。

2023年は141試合に出場して、打率.291、17本塁打、78打点を記録した。また、自身初となるシルバースラッガー賞を受賞した。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2020	ATL	4	10	10	0	4	1	0	0	5	1	0	0	0	0	0	0	0	4	0	.400	.400	.500	.900
2021		52	185	163	19	35	4	1	8	65	23	0	0	0	1	19	1	2	54	3	.215	.303	.399	.702
2022		97	376	334	51	93	14	1	20	169	45	2	0	0	2	39	1	1	104	5	.278	.354	.506	.860
2023	MIL	141	611	540	86	156	38	1	17	247	78	6	1	1	2	63	2	5	126	23	.289	.367	.457	.824
MLB：4年		294	1182	1047	156	288	57	3	45	486	147	8	1	1	5	121	4	8	288	31	.275	.353	.464	.817

2023年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

年度	球団	捕手（C）											左翼（LF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	捕逸	企図数	許盗塁	盗塁刺	阻止率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2020	ATL	4	21	1	0	0	1.000	0	2	2	0	.000	-
2021		49	411	21	2	0	.995	7	27	17	10	.370	-
2022		60	559	10	8	1	.986	3	42	36	6	.154	1	0	0	0	0	----
2023	MIL	108	969	30	11	1	.989	2	93	77	16	.172	-
MLB		221	1960	62	21	2	.992	12	164	132	32	.174	1	0	0	0	0	----

2023年度シーズン終了時

表彰

シルバースラッガー賞（捕手部門）：1回（2023年）

記録

MLBオールスターゲーム選出：1回（2022年）

背番号

60（2020年）
24（2021年 - ）

脚注

^ “William Contreras Stats, Fantasy & News” (英語). MLB.com. 2020年8月16日閲覧。
^ Burns, Gabriel. “William Contreras might be Braves’ future at catcher, and he isn’t that far away” (English). ajc. 2020年8月16日閲覧。
^ “Contreras perfect at dish for Fire Frogs” (英語). MiLB.com. 2020年8月16日閲覧。
^ Steve Adams (2019年11月19日). “Braves Add Five Players To 40-Man Roster” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月22日閲覧。
^ “d'Arnaud, Flowers out; 2 catchers join Braves” (英語). MLB.com. 2020年8月16日閲覧。
^ “All-Star brother helping Braves C prospect” (英語). MLB.com. 2020年8月16日閲覧。
^ “Ozuna saves the day with his first Braves HR” (英語). MLB.com. 2020年8月16日閲覧。
^ Anthony Castrovince (November 2, 2021). “Braves win 1st World Series title since 1995” (英語). MLB.com. November 3, 2021閲覧。
^ “MLB All-Star Game: Willson, William Contreras are fifth set of brothers to play together in Midsummer Classic”. www.cbssports.com. 2022年12月12日閲覧。
^ “Press release: Braves acquire Sean Murphy”. www.mlb.com. 2022年12月12日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
William Contreras stats MiLB.com （英語）
William Contreras (@williamcontreras42) - Instagram

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[1] “William Contreras Stats, Fantasy & News” (英語). MLB.com. 2020年8月16日閲覧。

[2] Burns, Gabriel. “William Contreras might be Braves’ future at catcher, and he isn’t that far away” (English). ajc. 2020年8月16日閲覧。

[3] “Contreras perfect at dish for Fire Frogs” (英語). MiLB.com. 2020年8月16日閲覧。

[4] Steve Adams (2019年11月19日). “Braves Add Five Players To 40-Man Roster” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月22日閲覧。

[5] “d'Arnaud, Flowers out; 2 catchers join Braves” (英語). MLB.com. 2020年8月16日閲覧。

[6] “All-Star brother helping Braves C prospect” (英語). MLB.com. 2020年8月16日閲覧。

[7] “Ozuna saves the day with his first Braves HR” (英語). MLB.com. 2020年8月16日閲覧。

[8] Anthony Castrovince (November 2, 2021). “Braves win 1st World Series title since 1995” (英語). MLB.com. November 3, 2021閲覧。

[9] “MLB All-Star Game: Willson, William Contreras are fifth set of brothers to play together in Midsummer Classic”. www.cbssports.com. 2022年12月12日閲覧。

[10] “Press release: Braves acquire Sean Murphy”. www.mlb.com. 2022年12月12日閲覧。

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表話編歴ミルウォーキー・ブルワーズロースター
投手	26 アーロン・アシュビー 50 J.B.ブカウスカス（故障者リスト） 32 アーロン・シバーレ 54 ロバート・ガッサー（英語版）（故障者リスト） 37 DL・ホール 57 ケビン・ハーゲット（英語版） 52 ブライアン・ハドソン（英語版） 54 タイラー・ジェイ（英語版） 47 ジャレッド・ケイニグ 25 ニック・ミアーズ（英語版） 29 トレバー・メギル 20 ウェイド・マイリー（故障者リスト） 55 ホビー・ミルナー 47 フランキー・モンタス 36 トバイアス・マイヤーズ 31 ジョエル・パヤンプス 59 エルビス・ペゲーロ 51 フレディ・ペラルタ 48 コリン・レイ 00 カルロス・ロドリゲス 41 ジョー・ロス 45 アブナー・ウリーベ 38 デビン・ウィリアムズ 46 ブライス・ウィルソン 53 ブランドン・ウッドラフ（故障者リスト） 58 ロブ・ザストリズニー（故障者リスト）
捕手	24 ウィリアム・コントレラス 13 エリック・ハース 99 ゲイリー・サンチェス 76 ジェファーソン・クエロ
内野手	27 ウィリー・アダメス 9 ジェイク・バウアーズ 7 タイラー・ブラック 18 ビニー・カプラ（英語版） 15 オリバー・ダン（故障者リスト） 12 リース・ホスキンス 14 アンドリュー・モナステリオ（英語版） 3 ジョーイ・オルティス 2 ブライス・トゥラング
外野手	11 ジャクソン・チョーリオ 6 アイザック・コリンズ（英語版） 10 サル・フレリック 28 ブルワー・ヒックレン（英語版） 5 ギャレット・ミッチェル 16 ブレイク・パーキンス 22 クリスチャン・イエリッチ（故障者リスト）
監督・コーチ	21 パット・マーフィー（監督） 23 リッキー・ウィークス・ジュニア（助監督） 70 コナー・ドーソン（英語版）（打撃コーチ） 43 オジー・ティモンズ（打撃コーチ） 84 クリス・フック（英語版）（投手コーチ） 61 ジム・ヘンダーソン（投手コーチ補佐） 33 クインティン・ベリー（一塁コーチ） 40 ジェイソン・レーン（三塁コーチ） 88 チャーリー・グリーン（英語版）（ブルペンコーチ） 63 ウォーカー・マッキンベン（失点阻止コーディネイター） 65 ネスター・コレドール（コーチ） 62 アダム・ワイゼンバーガー（ブルペン捕手） 95 ダニエル・デモンデザート（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年10月1日更新

表話編歴ナショナルリーグシルバースラッガー賞（捕手）
1980年代	80 テッド・シモンズ 81 ゲイリー・カーター 82 ゲイリー・カーター 83 テリー・ケネディ 84 ゲイリー・カーター 85 ゲイリー・カーター 86 ゲイリー・カーター 87 ベニート・サンティアゴ 88 ベニート・サンティアゴ 89 クレイグ・ビジオ
1990年代	90 ベニート・サンティアゴ 91 ベニート・サンティアゴ 92 ダレン・ドールトン 93 マイク・ピアッツァ 94 マイク・ピアッツァ 95 マイク・ピアッツァ 96 マイク・ピアッツァ 97 マイク・ピアッツァ 98 マイク・ピアッツァ 99 マイク・ピアッツァ
2000年代	00 マイク・ピアッツァ 01 マイク・ピアッツァ 02 マイク・ピアッツァ 03 ハビー・ロペス 04 ジョニー・エストラーダ 05 マイケル・バレット 06 ブライアン・マッキャン 07 ラッセル・マーティン 08 ブライアン・マッキャン 09 ブライアン・マッキャン
2010年代	10 ブライアン・マッキャン 11 ブライアン・マッキャン 12 バスター・ポージー 13 ヤディアー・モリーナ 14 バスター・ポージー 15 バスター・ポージー 16 ウィルソン・ラモス 17 バスター・ポージー 18 J.T.リアルミュート 19 J.T.リアルミュート
2020年代	20 トラビス・ダーノー 21 バスター・ポージー 22 J.T.リアルミュート 23 ウィリアム・コントレラス
投手一塁手二塁手三塁手遊撃手外野手

経歴