クロコダイル・ロック
表示
「クロコダイル・ロック」 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エルトン・ジョン の シングル | ||||||||||
初出アルバム『ピアニストを撃つな!』 | ||||||||||
リリース | ||||||||||
録音 | 1972年6月 | |||||||||
ジャンル | ロック | |||||||||
時間 | ||||||||||
作詞・作曲 | エルトン・ジョン、バーニー・トーピン | |||||||||
プロデュース | ガス・ダッジョン | |||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||
1位(アメリカ)、5位(イギリス) | ||||||||||
年表 | ||||||||||
| ||||||||||
|
「クロコダイル・ロック」 (Crocodile Rock) は、イギリス出身のシンガーソングライター、エルトン・ジョンの楽曲である。エルトン・ジョンと作詞家バーニー・トーピンにより制作され、1972年6月にフランスで録音され、1973年発表のアルバム『ピアニストを撃つな!』の先行シングルとして発売、全英シングルチャートでは最高5位を記録し[1]、全米シングルチャートでは自身初の1位を3週連続キープした[2]。
解説
[編集]オーストラリアのバンド、ダディ・クールのヒット曲「イーグル・ロック」から影響を受けた[3]。なお「イーグル・ロック」は、オーストラリア・シングルチャートで10週連続1位を記録する[4]1970年代初期で最も商業的に成功した、オーストラリアのシングルである。エルトンは、1972年のオーストラリア・ツアーでこの曲を聴き、大いに印象付けられた。
エルトンによるファルフィッサオルガンが特徴的で、それはカーニバルのような音とホンキートンクのリズムで判別できる。
歌詞の内容は主人公の男性が1950年代に誕生したばかりのロックンロールと、女性スージーとの思い出を語るというものである。
カバー
[編集]- 1971年、香港の歌手テディ・ロビンは、アルバム『Melody Chain』にこの曲のカバーを収録した。
- 1990年、アルビンとチップマンクスがテレビ番組『Rockin' Through the Decades』でこの曲をカバーした。このバージョンはサウンドトラックに収録されている[5]。
- 1991年、トリビュート・アルバム『Two Rooms: Celebrating the Songs of Elton John & Bernie Taupin』で、ザ・ビーチ・ボーイズが「クロコダイル・ロック」をカバーした[6]。
- 2002年、バハ・メンが映画『The Crocodile Hunter: Collision Course』のためにこの曲をカバーした[7]。このバージョンは詞がわずかに変更されている。
- カナダ人の歌手ネリー・ファータドがカバーしたバージョンは、2011年に発表された映画『ノミオとジュリエット』サウンドトラックに収録されている[8]。
- ザ・ペンフレンドクラブ - 2020年のアルバム『In Concert』に収録。
脚注
[編集]- ^ “ChartArchive - Elton John - Crocodile Rock”. 2012年6月29日閲覧。
- ^ FM Fan編集部『ミュージック・データ・ブック 1955年-95年ビルボード年間チャート完全収録』共同通信社、1996年。ISBN 978-4-7641-0367-2。
- ^ Creswell, Toby; Samantha Trenoweth (2006). “Ross Wilson”. 1001 Australians You Should Know. North Melbourne, Victoria: Pluto Press. p. 242–243. ISBN 9781864033618
- ^ “No. 1 Hits 1971”. The Menzies Era. 2010年4月23日閲覧。
- ^ “Rockin' Through the Decades - The Chipmunks”. allmusic. 2012年6月29日閲覧。
- ^ “Two Rooms: Celebrating the Songs of Elton John & Bernie Taupin - Various Artists”. allmusic. 2012年6月29日閲覧。
- ^ “The Crocodile Hunter: Collision Course (2002) - Soundtracks”. IMDb. 2012年5月6日閲覧。
- ^ “Gnomeo and Juliet - Various Artists”. allmusic. 2012年6月29日閲覧。
関連項目
[編集]先代 スティーヴィー・ワンダー 「迷信」 |
Billboard Hot 100 ナンバーワン・シングル 1973年2月3日 - 1973年2月17日(3週) |
次代 ロバータ・フラック 「やさしく歌って」 |