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ブランドソール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブランドソール
(繁殖名ゴールドウエツデイング)
1941年中山四歳牝馬特別
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 1938年2月22日
死没 1961年7月2日
プリメロ
第四ウエツデイングサーフ
母の父 シアンモア
生国 日本の旗 日本岩手県雫石村
生産者 小岩井農場
馬主 加藤雄策
調教師 田中和一郎東京
競走成績
生涯成績 24戦10勝
獲得賞金 64,000円
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ブランドソールは、第3回中山四歳牝馬特別(後の桜花賞)を制した日本競走馬。同期には、日本競馬初の三冠馬セントライトがいる。

馬齢は当時の基準(数え年)にて表記する。

略歴

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血統背景

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1938年2月22日三菱財閥経営の小岩井農場に生まれる。父はアイリッシュダービーを制して日本に輸入されたプリメロ、母の父は多数の活躍馬を出していたシアンモアで、馬主の加藤雄策に当年の牝馬最高額で落札された。

なお、ブランドソールと同期で馬主と調教師も同じ馬にセントライトがいるが、デビュー前はブランドソールの方がセントライトよりも高い評価を受けており、本来はセントライトのデビューが後回しとされるはずが、予想外の仕上がりの良さから加藤の鶴の一声により順番が逆となり、三冠挑戦の機会を獲得したと言うエピソードもある。

現役時代

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1941年4月5日中山でデビューして勝利し、2週間後の中山四歳牝馬特別もレコードタイムで制した。なお、出走2戦目でのクラシック勝利は、四歳デビューだったクラシック黎明期においては珍しい事ではなく、前2回の優勝馬(ソールレデイタイレイ)等の実例がある。

その後は、東京優駿競走阪神優駿牝馬帝室御賞典(秋)を重馬場下手で落としたものの、五歳シーズンを最後に24戦10勝で引退した。なお、中山四歳牝馬特別以外の主な勝利には横浜農林省賞典四・五歳呼馬がある。

引退後

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引退後はゴールドウエツデイングと改名して繁殖入りした。主な産駒には、第5回阪神3歳ステークスを制したヤシマアポロがいる。また、孫に桜花賞馬のトキノキロク(母の父・セントライト)がいる。

主な牝系図

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  • Little Agnes 1856 ---No.16-c始祖
    • Fair Agnes 1863
      • Piercy 1872
        • Festive 1877
          • Helen Agnes 1883
            • Helen Hampton 1896
              • *ヘレンサーフ 1903 ←---ヘレンサーフ牝系に戻る
                • 第四ヘレンサーフ 1911
                  • ウエツデイングサーフ 1918
                    • 第四ウエツデイングサーフ 1930
                      • ゴールドウエツデイング 1938 ---↓改行
---↓ゴールドウエツデイング牝系

牝系図の主要な部分(太字はGI級競走優勝馬)は以下の通り。

血統表

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ブランドソール(ゴールドウエツデイング)血統ブランドフォード系/St. Simon 5×5=6.25%) (血統表の出典)

*プリメロ
Primero
1931 鹿毛
父の父
Blandford
1919 黒鹿毛
Swynford John o'Gaunt
Canterbury Pilgrim
Blanche White Eagle
Black Cherry
父の母
Athasi
1917 鹿毛
Farasi Desmond
Molly Morgan
Athgreany Galloping Simon
Fairyland

第四ウエツデイングサーフ
1930 鹿毛
*シアンモア
Shian Mor
1924 黒鹿毛
Buchan Sunstar
Hamoaze
Orlass Orby
Simon Lass
母の母
ウエツデイングサーフ
1918 鹿毛
*ダイヤモンドウェッディング Diamond Jubilee
Wedlock
第四ヘレンサーフ *インタグリオー
*ヘレンサーフ F-No.16-c

全弟第25回目黒記念を制したアサフジがいる。

外部リンク

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