イルティシュ河の戦い(イルティシュがわのたたかい、英語: Battle of Irtysh river、中国語: 也児的石河之戦)は、1306年にアルタイ山を越えてイルティシュ河に攻め入ったカイシャン率いる大元ウルス軍と、チャパル率いるカイドゥ・ウルス(オゴデイ・ウルス)軍との間で行われた戦闘。 この戦闘を経て中央アジアに領地を持つオゴデイ家王族のほとんどが大元ウルスに投降し、中央アジアからオゴデイ家勢力は一掃された。そのため、この戦いは「カイドゥ・ウルス」を実質的に滅亡させた戦いであると位置づけられている。